富山情報ビジネス専門学校

ホテル・ブライダル専攻2年生 × 中央農業高校 SDGsプロジェクト

ホテル・ブライダル専攻では、「F&B(料理と飲料)」科目の実習で、富山県立中央農業高校と連携・協力して、高校で育てたお米や野菜、牛肉などを使ったメニュー開発を昨年度から行っています。
 

富山情報ビジネス専門学校【ホテル・ブライダル専攻】の「F&B」
机上で学んだことを頭の中で実践してみる...それでは野菜や肉、米...等、生産者の育てあげるプロセスは見えないし、わからない。また、それら食材をシェフがどのような思いでメニューを考えて、そのメニューを最大限楽しめる食材の大きさや食感、そして味に仕上げ、お皿に盛り付ける(飾る)...この一連を知ることで「F&B」を知る、理解につながると考えています。


【ホテル・ブライダル専攻】が行う「F&B」は、ホテルや結婚式場、レストラン等でお客様が1番楽しみにして来場・来店される料理と飲料の時間を目でもココロでも楽しめる時間にして差し上げることができるスタッフになるべく、そういうひとつひとつのプロセスとそこにまつわるストーリーが語れる人材の育成に努めています。

みなさんも食事に行った際、まずは、お料理を目で楽しんで、香りを楽しんで、一瞬ココロが満たされて、口に運び、味・音・食感を楽しんで、そして 食材や生産者、シェフ、サービススタッフ等のみなさまへの ”美味しかった、ありがとうございます” の『感謝』になりますよね。

そして、そのお客様のお料理の楽しみにひと花咲かせる、ひと味加える、スタッフの
「こちらの食材は富山県の伝統野菜である「中地山カブ」しかも、中央農業高校の生徒が育てた本来捨てられてしまうはずの規格外の野菜を使ったサラダでございます。」というストーリーが語られると、目の前あるお料理がより一層、貴重でいつも以上の価値をつくりだすものになりますし、その時間もさらに美味しく、楽しいひと時になりますよね。

牛ミンチを使ったボロネーゼ

中千山(大山)の伝統野菜『中千山カブ』瑞々しく美味しい♬

【ホテル・ブライダル専攻】の「F&B」の授業。
そうした単語や型を覚える、というよりは、様々な実践、経験を通して、当校を卒業した就職先で付加価値の高いサービスが提供できるよう、学びひとつひとつに意味をもたせながら修得していきます。

一方で、連携・協力先である
中央農業高校として抱える課題『食品ロス
自分たちが育てた野菜をたくさんの人に食べてほしいという思いでつくっても、ロスにつながる現実、悔しい...何とかできないか...ということを常に考えながら今に至っている現状。



SDGsにも取り上げられている「食」の問題を知ることも、「F&B」の学びには大切。そうした、高校として抱える課題と【ホテル・ブライダル専攻】の「F&B」それぞれの学びが、今、世界的な問題としてある「食品ロス」を軸に、共に考え、絶対的な解決にはつながりませんが、今後もこのような視点で物事をみて考え、対応していく、という学び方を知ることができる機会となりました。

今回のメニューは富山の伝統野菜である「中地山カブ」を使用したポテトサラダや規格外で売り物にならない野菜を使ったミネストローネ、そして贅沢な牛ミンチを使ったボロネーゼ。
普段流通している食材ではなくて、規格外の食材を使う、そして
「食品ロス」につなげる...つくる・販売する・食べる人たちに「食品ロス」をこれからへの意識としてももっていただけるよう、【ホテル・ブライダル専攻】の学生たちは、販売の際に声をかけたり、POPで紹介したり等、販売するかたちにもこだわっていました。

作り手(生産者)も売り手(販売者)も買い手(消費者)も、みんなが参加できる食品ロス問題への取組み。

こうした取り組みがもっともっと広がっていき、すべての人が幸福を感じる世界に...

富山情報ビジネス専門学校では、すべての人が心身ともに豊かになれる、そんな職業人育成に努め、そうした人材を企業に、地域に、社会に輩出しています。

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