校長の言葉


上司から重要書類の作成を命じられ、それが今日中には仕上がりそうもないという場合の返事において、上記の2つの返事の違いはどこにあるのでしょうか。
後者においては、言わんとする中身は同じであっても、表現方法をプラスにしただけで、相手に失望ではなく、希望(喜び)を与えることになりませんか?
口癖のように「疲れた」「つまらない」「お先真っ暗だ」「調子が悪い」「上司・同僚・職場が悪い」といったマイナスの言葉を連発する人がいますが、そういう人は、自らマイナスの状況を作っているのです。
後者のように意識的にプラスの言葉を多く用いるように心がけていけば、その場の雰囲気がポジティブな波動で充満するようになるため、相手の気分も陽気になったりうれしくなったりするのです。
それでもうっかりマイナスの言葉を口に出してしまった時は、間を置かず、「ああ、辛い。このピンチが乗り越えられなかったらどうしよう…。でも、ピンチこそチャンスという。このピンチを乗り越えたら、大きく発展できるかもしれない。」とプラスの言葉を付け加えるようにしてみましょう。
ところで、プラスの言葉は、他の人と会話する時こそ、できるだけ多く連発するようにしてください。
夏の暑い盛り、ばったりと知り合いに出会い、「毎日、暑くて本当にイヤになりますね」と相手が言ったら、「本当に暑くてイヤになりますね」と同調し、「でも、夏らしくていいじゃありませんか。今年の夏休みはどこかにお出かけになるのですか?」と返答してみてはどうでしょう。たったこれだけのことであっても、相手の気分はガラリと変わるはずです。
さて、富山情報ビジネス専門学校は、『知識の向上』『意欲の向上』『コミュニケーション能力の向上』を教育方針にして、 日々の教育活動を展開しています。これは現代企業が新入社員に求める能力とほぼ一致しています。 特に『コミュニケーション能力』においては、求められる能力としての優先順位は常に上位にきています。 しかし、真に役立つ『コミュニケーション能力』とはビジネス書を読んで身につくものではありませんし、 表面的な会話では相手との心からの交流はできません。前述した表現方法のプラス意識を身につけることだけでも大変です。 これを身に付け、行動化し、習慣化するには、必ず『知識』『意欲』という要素が必要になるからです。
「私たちは、知育(教育)を受けることによって真に人間を作る諸能力、特に知性の開発をひきおこす。 これこそ、学生時代の最も貴重な結果である。実際、大切なことは、学校から多量の知識を得て去るということよりも、 知識を得るために、精神を鍛えることである」(出典:公民の倫理 筑摩書房)
「真に人間を作る諸能力の開発」が当校で展開できるよう、今後も教育活動の継続的改善を行っていくことを真摯に実践躬行していきます。




















