射水市が多くの人々から「選ばれるまち」となるために、そして、射水市の未来が輝けるものであるために、学生の皆さんから提案を募集しました。
これは学生が政策を提案することにより、地域が抱える課題について理解を深め、自分自身の研究、就業、人生設計について考える機会とし、学生の意見を生かした市政を推進するための企画です。
「選ばれるまち快適安心居住都市 いみず」というテーマに基づき、射水市に政策提案をしました。
県内の大学や専門学校から20組の応募があり、書類審査を通過した10組が夏野市長や有識者に向け、15日(日)プレゼンテーションしました。
富山情報ビジネス専門学校からは、広浜 結さん(ホテル・ブライダル学科 1年)と伊藤 彩華さん(ホテル・ブライダル学科 1年)の2名が代表でプレゼンテーションしました。
彼女たちは4ヶ月間に及ぶ海外実習のカリキュラムで、フィリピンへ留学していました。
長い期間を外国で過ごした経験から生まれた斬新な発想を発表しました。
以下発表者2名の感想です。
「フィリピンではどこへ行くにも観光本が手放せませんでした。地図や写真を指差し、交通手段を親切に教えてもらいました。言葉が通じなくてもコミュニケーションがとれることを体感し、自信がついてきました。それと同時に日本語表記の看板があれば、もっと行動しやすいのになぁと思いました。その時ふと富山県は、射水市は、外国人にとって親切なまちづくりが十分であるかと気になりました。フィリピンでは、ラサール大学ベニール校で授業を受けた後、ホテルベニールでインターンシップをしていたので、なかなか今回の政策提案に時間を割くことが難しく、データ収集や分析など十分でなかったと反省しています。もっと深く調べ、より具体的な提案で来年リトライしたいです!」
惜しくも最優秀賞は逃してしましましたが、20組中2位の優秀賞に受賞し表彰されました。
授業で学んでいる礼儀作法やプレゼンテーションなど、学習成果も十分に発揮され、堂々とした素晴らしい発表でした。
発表後の質疑応答では、質問内容を理解し、自分の言葉でしっかりと応えていました。
フィリピン留学をやり遂げ、成長できた自分に自信がついた様子でした。
よりプレゼン能力を磨き、ぜひ来年は最優秀賞を獲得しましょうね。